昨日は全日本の報告を受けました。2025/05/17 11:36

昨日の夜は広島からSGSのゼッケンを納品しに来た河本晃一選手と晩御飯を食べながら名阪とタマダで連続して起きた失格に関しての状況報告を聞きました。

やはり、直接会って聞くのが誤解を生まない為に必要ですね。

今回はタマダでのステリング交換による失格判定が起きた要因について特に詳しく聞きましたが、ジムカーナ携わって40年以上で初めての事案なので心底驚きました。

これで、今後のイベントでの雰囲気が悪くなることが心配でなりません。

今回のタマダでの失格事件で、選手から提出された車両申告書を主催者が事前に規則に照らし合わせてチェックしていない事が良く判りましたので、参加する選手は自ら規則に精通する事が必須です。

全日本タマダラウンドでの失格について2025/05/13 08:07

5月11日のJAF全日本ジムカーナ選手権第3戦・タマダラウンドでも前戦の名阪ラウンドに引き続き、PE2クラスで失格事案が発生していますが、今回はP車両では認められていないステアリング交換が理由との事です。

全日本に限りP車両の改造範囲がPN車両に近く広げられていますが、PN車両規定よりも許される改造範囲が狭いので要注意です。(選手の確認不足が今回の失格事案の要因なので、競技会に参加する際には細心のチェックが必要になります。)

なお、関東のPN/AEクラスにP車両として参加する際には全日本のP車両追加規定は適用されませんので、改造範囲はかなり狭まりますから留意が必要です。(個人的には全日本の特別規定には違和感を感じています。)

2025年全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権統一規則
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://motorsports.jaf.or.jp/-/media/1/3375/3379/3400/3462/3466/3495/2025_touitsu_kisoku_all_japan_gymk_dirt_20250101.pdf

第3編 スピード車両規定
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://motorsports.jaf.or.jp/-/media/1/3375/3379/3400/3462/3464/3484/2025_jaf_03_kitei_speed_tech_reg_20250101.pdf

PN車両のサイドブレーキ改造について2025/05/09 09:30

個人的にはPN車両でのサイドブレーキ改造には物凄く違和感を覚えている事とノーマル状態で支障が無いのでアルファの車両では現状改造する事は考えていませんが、某主催者さんのサイドブレーキ改造に関する見解を入手しましたのでイベント会場でのトラブル回避の為にも選手の皆さんは留意してください。

「・ハンドブレーキレバーの改造について頂きました規定の第6条制動装置6.2)に記載されている内容および保安基準に適合した状態のもの(国土交通省の自動車検査(車検)に明らかに通らない改造はNGです。
例:駐車時に本来機能するべきサイドブレーキが機能せず車体がフリーで動く等)」

この見解ではサイドブレーキレバーのリリーズボタンを走行時にテープ等で固定する方法は不可であると解釈できますので注意が必要です。

PS:サイドブレーキレバーを延長改造すれば引く力が強くなりロックはしやすくなると思いますが、インナーシューやバックプレートの破損が助長されたり、キャリパーが開いたりするトラブル発生のリスクも考慮する必要があると思います。

全日本ジムカーナ・名阪ラウンドの失格について2025/04/23 09:15

4月20日に名阪スポーツランド(奈良県山辺郡)で開催されたJAF全日本ジムカーナ選手権第2戦に於いてリジットサポートの「河本晃一」選手が車両規則違反で失格となりました。

以下は河本晃一選手本人の状況説明です。

「事実関係をご説明します。
- 第2ヒート出走時に車両に問題なし。
- 前走河本、後走土田が第2ヒートを走行。
- 再車検にて「フロントインナーフェンダーを止めているクリップ3つが脱落し、その一部がタイヤと干渉状態にある」ことが確認された。
- どのタイミングでこの状態となったかは不明:前走で起きたか後走で起きたかは特定できない。
- 河本に対して車両規則違反であると主催者が判定。
- 上記報告を受けた審査委員会が失格と裁定。
- 繰り上がって6位となった土田に対しても再車検を行った上で同様に失格と裁定。」

今回の裁定の規則上の根拠は「2025年全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権統一規則」のP車両の項目に記載されているタイヤ規定「タイヤおよびホイールは、いかなる場合も他の部分と接触しないこと。(ステアリングホイールを右または左に最大に操作した場合であっても、タイヤおよびホイールは、他の部分と接触しないこと) 」になります。

SNS上では流言飛語が多く見られますが、以上が事実関係の全てです。

主催者の判定と審査委員会の裁定はオンルールなので異論はありませんが、今後のコース設定や車両規則に対しての影響は大きいと思います。
この規則を100%遵守させるには車両規則の「サイズアップは幅を最大10mm、ホイール径を最大1インチまで」を廃止して、「純正サイズ(オフセットを含)以外への交換不可」とするか、「フルバンプする様な高い縁石のコース設定をやめる又はライン規制する。」かだと思います。

今後はダートラやジムカーナに於いてバンプによりフェンダーが破損したり、インナーライナーが脱落した車両は問答無用で失格になると思われるので選手として最大限の注意が必要になります。

なお、「インナーライナーやボディに接触痕がある」だけでは当日付いた跡かどうかの判断が出来ないので失格には出来ないと個人的には解釈しています。(他のホイールやタイヤでの練習走行で付いた跡の可能性が否定できないからです。)

タイヤの接触以外での失格は車両重量規定違反との事で、輸入車独特の問題との事です。

残念です。2025/04/16 09:33

JMRC近畿ダートトライル部会から選手及び関係者への注意喚起がありました。
https://jmrc.kinkidirt.com/doc/25inabe.pdf?fbclid=IwY2xjawJr2f9leHRuA2FlbQIxMQABHl3iIsI19WOuznJ25Q18BPcKMpfT8kqOu5fAQS5n_BgEW__vk8jZnFHScGbf_aem_DFkXZvjaqSQuoIS0tYwQoA

これは、ダートトライアルに関わらず全ての競技に共通している問題だと思います。

特に指定場所以外での喫煙はもちろんの事ですが、吸い殻のポイ捨ては選手としてだけでなく人として最低な行為だと思います。
(SGSでは現認した時点で即刻退場処分にします。)

また、ごみの持ち帰りやパドックを汚さないのも選手として最低限のマナーです。

皆で規則やマナーを守って大切なフィールドをダメにしないようにしたいですね。

GRヤリスGen2-2025年モデル2025/04/11 09:33

GRヤリスGen2の2025年モデルの注文をトヨタの各ディーラーで受けつけている様です。

既に販売枠が埋まっているディーラーもあるようですが、規模の大きなディーラーにはまだ枠があるようですので、購入希望の方は急いで動いてください。

なお、個人的には抽選方式のディーラーよりも注文順で購入できるディーラーをお勧めします。

マイナンバーカード免許証について2025/04/09 09:56

ジムカーナ競技会主催者から自動車免許証をマイナンバーに変える場合には従来の免許証との2本立てにして欲しいと言われています。

もし、マイナンバー免許証だけにした場合には参加受付で自身の責任で免許証の内容を明示する必要が発生するとの事です。

来年のジムカーナに於けるクラス区分について2025/04/05 11:36

JAFから来年(2026年)の全日本ジムカーナ選手権に於けるクラス区分が公示されました。

https://motorsports.jaf.or.jp/-/media/1/3375/3379/3402/3404/4350/20250402_02.pdf

これで今年の9クラスから11クラスに来年は区分が増えます。

個人的には変更された下記の3クラスが気になりますね。

・PNATクラス(PNAT):自動変速機付の2輪駆動(FF/FR)のPN車両。
・PN3クラス(PN3):1500cc以上2000cc未満の2輪駆動(FF/FR)のPN車両 (FIA/JAF公認発行年またはJAF登録年が2010年1月1日以降の車両)。
・PN4クラス(PN4):2000cc以上の2輪駆動のPN車両(FIA/JAF公認発行年またはJAF登録年が2010年1月1日以降の車両)

今回の改正で各選手がどの様に動くのか?が興味ありますね。
過疎化が予想されるクラスから出るのか?あえて入るのか?が焦点になりそうです。

個人的には実情に応じたチャレンジングな良い改正だと思っています。

1996年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦2025/03/05 14:47

1996年10月6日にレオマワールドJコース(香川県丸亀市)で開催された1996年JAF全日本ジムカーナ選手権・第8戦の動画をアップしました。

アルファ撮影動画(A2クラス、A4クラス)
https://youtu.be/YoqzuPkS0RE

烏田コレクション
Part1(Try1)
https://youtu.be/OsfgSlKkuHw

Part2(Try2&表彰式)
https://youtu.be/SIvdl_lnvQE

訃報2025/02/06 08:20

元エクゼスポーツ代表の中島聡氏の訃報を知らせる手紙が本人から友人経由で送られてきました。

長く生きてきていますが、このような形で訃報を受け取るのは初めてです。(最初は彼独特の悪戯だと思いましたが確認したら本当の事でした。)

彼の走りを初めて見たのは関越スポーツランドで、インテグラ(DC2)を自由自在に操るテクニックに驚愕しました。

それから、会場で会うたびにお互いに楽しくイジリ合って来ましたので、もう会えない事がとても寂しくて残念で仕方ありません。

謹んでご冥福をお祈りいたします。