ジムカーナの2ペダルクラス考2022/03/17 17:11

先日の全日本ジムカーナ開幕戦をYouTubeで見てJG10クラス(2ペダルクラス)について色々と思うことがありますが、今は部外者なのでこれからの改革は現役の全日本選手に委ねます。

ただ、地区戦等にも2ペダルクラスを設けるなら今の全日本の考え方では振興するのは難しいと思います。

小生もPNクラスが新設された時の様に将来を担うと期待される2ペダルクラスの関東シリーズでの振興に協力したいと思っていましたが、今のままのあり方では難しいと思っています。

小生は個人的に下記のような考えで関東シリーズの2ペダルクラスは振興して欲しいと思っています。

・クラス区分を「従来のPNクラスと同様にFF&FR車両とその他の駆動クラスで区分する。」又は「サイドブレーキレバーの有無で区分する。」

・「コース設定は他クラスと同じにする。」又は「サイドブレーキレバーの無いクラスのみコースを変える」

JMRC関東ジムカーナ地方選手権第1戦2022/03/12 11:39

今年の全日本ジムカーナ選手権は筑波サーキットコース1000で今日から始まっていますが、関東の地方選手権は来週の20日から「モビリティリゾートもてぎ(旧称:ツインリンクもてぎ)」のマルチコースで開幕します。

既に暫定エントリーリストがアップされていますが、残念ながら100台を下回っています。

今年からPN車両クラスでは通称PNタイヤの使用が出来なくなり参加者の動向が気になっていましたが、予想通りTW280クラスが減りTW200クラスのエントリーが増えました。

ただ、ダンロップタイヤユーザーの一部PN車両選手はβ10を使用したい意向の様でSA車両クラスにエントリーしているとの事でした。

JMRC千葉・東京ジムカーナシリーズ2022/03/09 09:59

一部の選手が誤解している様ですが、JMRC千葉・東京シリーズ第6戦(9月11日)はイオンモール成田の屋上パーキングで開催されるオートテストです。

第6戦もシリーズの1戦としてポイントがカウントされますがオートテストでジムカーナではありません。(主催者としてはジムカーナ選手とオートテスト選手との交流の場にしたい意向です。)

http://www.chiba-gymkhana.com/srschedule.htm

関東地区戦の申し込み2022/02/25 10:16

3月20日にツインリンクもてぎマルチコースで開催予定のJAF関東ジムカーナ地方選手権第1戦の参加申込が今日から始まります。
http://www.jmrckg.com/img/j01/j01-toku.pdf

今回の参加申込で注意するのは、従来のように参加申込と同時に参加料を書留や振り込みで支払ってはいけないという事です。

「参加料は前日練習会及び参加受付時に支払いください。銀行振込にする場合は、下記口座に 3/14~3/17 期間内に、お振込み下さい。但し、振込手数料は各自負担でお願いします。」

これは、新型コロナの感染状況が悪化してイベントが中止された時の事を懸念しての処置だと推測しています。

この方法なら選手にも主催者にも中止によるダメージが最小限になるので賢い方法だと小生は評価しています。

今年は久しぶりにFRでの参戦なので勝ち負けに関係なく楽しみたいと思っています。(地区戦の参加は今回だけで後はチャンピオン戦に参加します。)

オリンピックの失格について考える2022/02/09 11:45

このところ毎日の様に冬季オリンピックを観戦して日本人選手に応援を送っていますが、素人には理解できない失格が続発して残念です。

開催国が有利になるジャッジが結構目に付きますが、一番の衝撃は高梨沙羅選手のスーツサイズが規定違反とされて失格になった事です。

どの競技でも意図的な規則違反は別にして、少しでも有利になる為に規則ギリギリを狙うのは当然だと思うので仕方ないと思うのですが、今回の失格は測定方法の違いが原因で失格認定された事例の様です。

小生の身近なジムカーナでも車両重量の失格は何度も目にしていますが、測定機器の違いが要因の場合が多いので、アルファのワークス車両は常に正確な機材で測定し数キロ以上の余裕を見て車両を制作しています。

昨今の競技ベース車両はカタログ値よりも軽い傾向なので、安易に車両を改造すると軽くなりすぎる可能性があります。

先ずはラインオフ状態での車両測定を行い、改造後にも車両測定を行うのが不名誉な失格にならない為にも絶対に必要な作業だと考えています。

JMRC関東ジムカーナシリーズ共通規則2022/01/22 10:53

2022年度のJMRC関東ジムカーナシリーズの共通規則書がアップされました。
http://www.jmrckg.com/kisoku/2022-kiso.pdf

関東オールスターシリーズは地区戦とWタイトルなのでクラス区分や名称は全日本ジムカーナシリーズと一部を除いて同じですが、チャンピオンシリーズは従来の呼称の流れを汲んでいます。(個人的はチャンピオンシリーズの呼称の方が判りやすいと思っています。)

今年の関東ジムカーナシリーズでのPNクラスのタイヤは「2020年12月31日以降で、1銘柄で単一コンパウンドかつ国内販売が30サイズ以上のラインナップを有する事又はUTQGのTREAD WEARが200以上(タイヤの刻印にて確認)のタイヤ。」と「UTQGのTREAD WEARが280以上(タイヤの刻印にて確認)のタイヤ。」との2択となりました。

PN車両の各ドライバーがいずれのクラスを選択するか?で今後の関東シリーズの流れが決まると思っていますので、今シーズンは大きな変換点になります。(PNタイヤを履いてSA車両クラスに参加する考えのPN車両ドライバーも居るようですが・・・。)

JMRC関東ジムカーナシリーズの日程
http://www.jmrckg.com/kisoku/2022-nite.pdf

30サイズorTW200タイヤ参考データ2022/01/19 11:40

2022年度の関東シリーズに於ける新たなタイヤ規制「2020年12月31日以降で、1銘柄で単一コンパウンドかつ国内販売が30サイズ以上のラインナップを有すること、またはUTQGのTRED WEARが200以上(タイヤの刻印にて確認)のタイヤ。」で使用可能だと思われる各メーカーのタイヤ一覧をアップしました。(本画像の二次使用は不許可です。)

「BS・RE71RS」及び「DL・ZⅢ」は規定の「2020年12月31日以降で、1銘柄で単一コンパウンドかつ国内販売が30サイズ以上のラインナップを有すること」に適合、その他はUTQGのトレッドウェア値が200のタイヤです。(TWデータは米国の「Tire Rack」のHPを参考にしています。)

なお、本データは個人的に調査した物なので適合証明は自己責任でお願いします。

JAF関東ジムカーナ地方選手権2022/01/18 13:05

本年度のJAF関東ジムカーナ地方選手権のクラス区分及び各クラスのタイヤ規定がJAFより公示されました。
https://motorsports.jaf.or.jp/-/media/1/3375/3379/3402/3404/4002/20220114-02_01.pdf

これで、正式にオープンになりましたのでスッキリしました。

アルファワークスの岡野選手は新型BRZにアドバンA052を装着してJG7クラスに参戦しますが、強豪選手が大挙して参戦するとの噂があるので見ごたえのあるシーズンになりそうです。(小生もアドバンA052を装着してJMRC関東チャンピオンシリーズに参戦する予定です。)

個人的には異常に摩耗する現在のPNタイヤをJAFの動きに先んじてPNクラスから完全に排除したJMRC関東ジムカーナ部会の方々の英断にエールを送りたいと思います。

目が点に・・・。2021/12/28 12:13

日曜日のジムカーナレッスンin浅間台の会場で確認したBRZのフルハーネスシートベルトの取付状態です。(中古でこの車を買ったオーナーが気の毒です。)

明らかなJAF国内競技車両規則違反状態です。
これほど安易な装着方法を見たのは初めてなので目が点になりました。

驚くことに、この取付状況でジムカーナの地区戦や全日本戦に参戦していた様ですので、来年の主催者は要チェックですね。

「スピードPN車両規定・第 1 条 安全規定  1.1 )安全ベルト」
4点式安全ベルト等(フック式、固定式)を追加装備する場合、安全ベルトは、ワンタッチ式フルハーネスタイプとし、第4編細則「ラリー競技およびスピード競技における安全ベルトに関する指導要綱」および下記条件に従うこと。
1)既設の安全ベルト(3点式等)を変更することなく、4点式安全ベルト等に取付けられているフックを用い容易に既設の安全ベルト取付け装置に着脱できる構造の4点式安全ベルト等を追加装備すること。
2)4点式安全ベルト等は競技走行中のみ装着することが許される。したがって、それ以外の通常走行時は既設の安全ベルト(3点式等)を装着すること。
3)安全ベルト装着による乗車定員変更は許されない。

「ラリー競技およびスピード競技における安全ベルトに関する指導要綱」
車体構造上の必要により補助座金を付けなければならないとき、もしくはメーカーの取り付け部を使用しないで新設する場合は、必ず次の補助座金を使用しなければならない。

PNとは?2021/12/18 15:28

小生が頻繁に書き込む「PN車両」に関してネットを検索しても意味が分からないという方が居るようですので簡単に解説しておきます。

PN車両とはJAFがスピード行事(ジムカーナやダートトライアル等)に於ける車両改造区分で、比較的改造範囲の狭いナンバー付車両です。

車両区分は改造範囲で下記の様になっています。
ナンバー付:P、PN、N、SA、B、AE
ナンバー無:SA、SAX、SC、D

小生が現在メインとする改造クラスは「PN車両」と呼ばれれるクラスで改造範囲が狭いクラスですが、「サスペンション(ピロ不可)」、「ブレーキパッド&シュー」、「強化クラッチ(フライホイール交換不可)」、「強化エンジンマウント&ミッション・デフマウント(純正形状)」、「タイヤ&ホイール(制限有)」、「LSD」、「ファイナルギア(制限有)」、「バケットシート」、「フルハーネスベルト」等が交換・変更できますので結構費用がかかります。

改造の詳細は下記を参照してください。
https://motorsports.jaf.or.jp/-/media/1/3375/3379/3400/3462/3464/3484/2021_jaf_03_kitei_speed_tech_reg_20210101.pdf