某社長ブログ

４月９日発行のJAFモータースポーツニュースには
今後のジムカーナ界に影響を及ぼす可能性の高い公示が記載されています。
http://www.jaf.or.jp/msports/msinfo/image/ms_news255.pdf

この公示の中の「２． ＪＡＦ登録車両規定の一部改正」を読むと
従来ではJAFの登録車両として認められなかった
持ち込み登録車両も自動車メーカーからの申請により
JAF登録車両とすることが出来るようになりました。
http://www.jaf.or.jp/msports/msinfo/image/jafcar-regulations.pdf

これにより、○○○バージョン等の持ち込み登録が必要な特装車両が
JAF登録車両になった場合、PN及びNクラスに参加出来る事になります。

なお、現行の車両規則では、
ロールバー装着による乗員定数変更以外の理由で
型式指定番号が抹消された場合は
PN及びNクラスに参加できませんが、
型式指定番号が抹消されない範囲の改造（ＳＡ車両？）は許される事になり、
ベース車両とのポテンシャル差が大きく開く可能性があります。

ただ、規則の条文中に
「ただしＪＡＦが不適当と認めた場合はこの限りでない。」
との記述がありますので、
ベース車両に対して、大幅に走行性能が向上する改造を
規制する可能性は残されています。
（適当、不適当の判断基準が示されていないので、何ともいえませんが・・・。）

選択車両が増える事は望ましいのですが、
それが車両購入コストの増大や
限定車両を購入できる出来ないでのハンディに結びついて、
今以上に競技人口が減少しないことを望むばかりです。

今後、どのような車が実際に認可されＪＡＦ登録車両になるのか？を
注視してゆきたいと持っています。