Wフリーターン考2014/07/23 09:05

先日の全日本IOXラウンドの話題は、
最終セクションの設けられたWフリーターンが多い様です。

この設定に関しては、選手の間でも賛否両論がありますが
個人的は今回の主催者のコース設定者に賛辞を送りたいと思います。

実際のパイロン配置を見れば判ると思いますが、
非常に緻密に配置されていました。

絶妙なパイロン間隔とパイロン角度が選手を悩ませました。

一部の人から「出来た者選手権」と揶揄されていますが
全くターンが出来ない論外の選手が全日本に参加している訳はなく
タイムの出る美味しいターンを狙ったからこそ
パイロンタッチや不通過、バックギアが発生しました。

普通の人が走れない様な難易度の高いコースを
何事もなくクリアーするテクニックを持つ選手が
本当の全日本選手だと思いますが、
言い過ぎでしょうか?

全日本ジムカーナでギャラリーを呼び込み
競技人口を増やすには、やはり難易度の高いターンセクションは
必須で、それがジムカーナの醍醐味だと思います。

ターンが一つもないコースなりの設定が好きならば
サーキットトライアルを主催するなり、
参加する事をお奨めしたいですね。