PNクラスのタイヤ規定 ― 2011/10/06 07:51
現在のPNクラスのタイヤ規定は「縦溝の有無による規制」で
全国のJMRCでのレギュラータイヤクラスでのタイヤ規定は
「銘柄指定制」になっています。
どちらにも問題点がある事は、多くの人がそれぞれ指摘しています。
これは、タイヤレベルの区分に関しての、
明確な基準が無いことが主な要因だと思っています。
以前紹介した、UTQGはアメリカ規格の為に、
国内メーカーのタイヤには、銘柄やサイズによって
タイヤに打刻が無い事が多く、規制として使用する事に
無理があるとの認識になっています。
現在、日本国内向けタイヤで唯一統一された規格は
「ラベリング制度による転がり抵抗係数」だと思います。
いわゆる通称「エコタイヤ」です。
この規格の「A」以上のタイヤをPNクラスでの
使用可能タイヤとしてはどうか?という案が浮上しています。
現在PNクラスで使用されているレギュラータイヤにおいて、
一部ブランドでは年々コンパウンドを変更することで
グリップがアップし、反面では摩耗も進む傾向となっています。
(Sタイヤに匹敵する試作タイヤもあるとの噂も耳にします。)
このままの状況では、各社のタイヤ戦争がより激化して
折角のレギュラータイヤ化が元の木阿弥になる事が懸念されます。
ただ、エコタイヤ化する事の一番の心配は、
このレベルのタイヤでジムカーナ走行が本当に可能なのか?です。
そこで、近々アルファの自主テストで、
ジムカーナ的な走行が可能かどうか?を
エボⅩとデミオにて検証することにしました。
その結果を踏まえて、判断して貰いたい思っています。
(タイムでは無く、安全に全開走行が出来るか?が判断基準になります。)
国内各社の「A」レベルのタイヤは下記です。
タイヤサイズも充実しています。
横浜タイヤ:Earth1
http://www.yokohamatire.jp/yrc/japan/tire/brand/dna/dna_earth1.html
ブリヂストン:REGNO GR-XT
http://www.bridgestone.co.jp/personal/tire/regno/gr_xt/index.html
ダンロップ:LEMANS4
http://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/passenger/lm704/
トーヨー:エコウォーカー
http://toyotires.jp/catalog/ew.html
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